20億ゲートに対応した大規模LSI開発向けハードウェアエミュレータ

元ネタ記事：EDN

Mentor Graphics（メンター・グラフィックス）が2012年4月、SoC（System on Chip）などの大規模LSI開発向け論理検証用ハードウェアエミュレータの新機種「Veloce2」を発表したそうです。
検証可能な最大論理ゲート数が20億個となり、エミュレーション時の実行速度（クロック速度）は最大3MHzで従来機「Veloce」の2倍になったとの事。

性能は上がったけど、消費電力は 95kW（20億ゲート規模の回路対象の場合）、設置面積は133×112cm で、従来機と同等に抑えられているそうです。
この分野はよく知りませんが、「最も近い競合他社機に比べて、取り扱えるゲート数当たりの消費電力は1/4、設置面積は1/3で済む。ユーザーの所有コストを引き下げることができ、5年間で50万米ドルに相当するコスト削減をもたらす」いう事ですのでそっち系の方は見て見る価値はあるのかもしれません。

一般人的には同サイトのこっちの記事が役に立つかもしれません（笑）