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DesignSpark が10周年だそうで。

機械系のツールを多数公開・販売している、DesignSparkさんが今年で10周年になるそうで。 基板 CAD の「DesignSpark PCB」3D 機械 CAD の「DesignSpark Mechanical」電気制御CAD の「DesignSpark Electrical」
という完全商用無料で、割と軽快に動作する結構使える CAD を出されているので、工学系の人で CAD を覚えたい人とか、ラズパイと組み合わせて使ってみたりとか手軽に試せるのでいいかと思います。
元ネタ記事:Designspark

SketchUp も完全サブス化へ

建築・土木系でよく使われる、3DCGソフトの SketchUp の話題です。 Pro じゃない SketchUp はすでにサブスクリプションになっていますが、SketchUp Pro のコマーシャルライセンス(いわゆる永久ライセンス)、ネットワークライセンス、サポート&メンテナンスの更新の販売についても 2020年11月4日(米国時間)で終了してサブスクリプションオンリーの構成になるようです。
ソフトウェアのサブス化は、持続的な開発&サポートという点ではもはや止むなしという状況ではありますが、商用商品のサブス化が進むとフリーウェア系ソフトとの2極化が進むので、中途半端な商品が死んで行くのが顕著になっていくんですよね。
技術系ソフトの業界も事務系ソフトと同様に、世知辛い世の中に飲み込まれてていく流れは変わらなさそうですね。
元ネタ記事: alphacox / trinble

老舗の3DCG ソフト「六角大王Super」が販売終了

1992年に個人開発によるMS-DOS用フリーソフトとして発表されてPCでの3DCG文化黎明期の一時代を担ったと行っても良い、3Dワイヤーフレームベースのモデラーの「六角大王」、その後1998年からポリゴンモデラベースの「六角大王Super」となっていた老舗CGツールがとうとう販売終了になってしまったようで。
フリーソフト時代に今からすれば貧弱極まりない PC-9821 で遊んでた記憶が若干ありまして、3Dソフトの基礎的なところを体験するきっかけの一つだったなと振り返るわけであります。ニュース見るまで知らなかったけど、最近は MMD とかのモデル作成に使われてたりしたんですね。
Blender とか、VRoidStudio とか、用途特化されて使いやすかったり、フリーだったりするソフトがたくさん出てきている状況ですから、既存ユーザを繋ぎ止めておけないソフトはこれからどんどん終了していくんでしょうかね。と思うニュースでした。

元ネタ記事: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/08/news112.html

Inkscape 1.0 のリリース

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ベクトルイメージをいじるのに便利すぎるフリーソフトウェア Inkscape が開発期間3年強という長い道のりを経て、待望の Ver 1.0 をリリースしたようです。
すでに日本語を含む20言語以上の翻訳がバージョン1.0 に更新されているので、日本語でも使えます。


Ver 0.92.x からの更新点としては以下のような内容があります。 テーマのサポートと新しいカスタマイズオプションより良いHiDPI(高解像度)画面サポート最初のネイティブ macOS サポートアプリ。(これまではネイティブじゃなかった)パフォーマンス向上。特にノードが多いオブジェクトの編集で、[オブジェクト]ダイアログを使用するとき、グループ化/グループ解除するときに顕著に。デフォルトで左上隅の原点を調整キャンバスの回転とミラーリングオブジェクトのキャンバス上の配置分割ビューとX線モード筆圧対応の PowerPencil新しいPNGエクスポートオプション[トレースビットマップ]ダイアログで線画もベクトル化可能に。検索可能な記号ダイアログ新しいライブパス効果(LPE)選択ダイアログ新しいコーナー(フィレット/面取り)LPE、(可逆)ブール演算LPE(実験的)、オフセットLPEおよび測定セグメントLPE(およびその他!)パス操作、多数のパスの選択解除、およびグループ化/グループ解除がはるかに高速になりました大幅に改善されたテキストの行の高さ設定可変フォントのサポート(pangoライブラリバージョン> = 1.41.1でコンパイルされた場合のみ)ブラウザ互換のフローテキスト拡張機能のプログラミングインターフェイスが更新され、多くの新しいオプションが追加されました
拡張機能のPython 3サポート
各点の詳細は リリースノート で。

ちょこちょこいじってみた感じ、高解像度時の不便さはだいぶ減ってるんじゃないかと思います。 ver 0.3 時代からそのうち使えそうだなぁと思いながらなんとなくウォッチしてきているわけですが、1.0 と呼ぶにふさわしいプロダクトに仕上がっているのではないかと思います。
HPGL ファイルや DXF ファイル(R13とか古すぎだけど)を読み込めたりと、CAD とも相性が悪くないツールなのでイラレを使うほどでもないとかウェブ用のベクトルデータ(SVG)作りたいとかいう需要のある方は活用し…

Inno Script Studio 2.3.0 の日本語訳を作ってみた

コロナのせいでお外にでてもディストピア風味を楽しむくらいしか
出来ないので、生産的なことをしてみようかということで、
Windows のフリーなインストーラでおなじみの InnoSetup と
組み合わせて使う、Inno Script Studio の日本語訳を作ってみました。

古いバージョン用のものは公開されている方がおられて今までは
それを使わせてもらっていたのですが、今回作ったものは、
2.3.0 用で翻訳項目として列挙されているすべての項目を
一通り訳したものとなっています。

ちょっと訳語のニュアンスが変かなっていうところもあるかもしれませんが、
自由にご利用ください。(一応本家サイトに送付したので、そのうち掲載されるかもしれません。)

さて、雨もやんだし食材を買いに行くか。

ファイルのダウンロード先:Gizmo Labs

GizmoTools Ver4.2 リリース

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COVID-19 で在宅勤務になっている CAD 使いの皆さんにも影響が出始めている感がありますが、在宅になれてない方は、適度な運動と水分補給を心がけるといいと思います。
運動嫌いな人は、バランスボールを椅子代わりにするのがおすすめです。

ということで、AutoCAD, BricsCAD, IJCAD に対応したアドオン「GizmoTools」の Ver 4.2 をリリースしました。
Ver 4.1 でも動いてはいましたが、一応公式的に対応 CAD に AutoCAD 2021, BricsCAD V20, IJCAD 2020、IJCAD Civil 2020 を追加。
ライセンスは V4 のままですので、既に書籍買ってるユーザの方は新規購入の必要はないです。

更新内容は以下の通り

機能追加
斜面幅指定面取り(GZ:SWChamfer):斜面の幅を指定して面取りすることができる。 点で部分削除(_breakatpoint):AutoCAD 2021で追加されたのでつい作ってしまった。点で一括分割(_GZ:SplitsPT) :指示した点のカーソル下にある図形をその点でまとめて分割しちゃう、点で部分削除の上位機能的なコマンド。 楕円(弧)→円(弧)変換(GZ:E2AC): ほぼ真円の楕円(孤)を円(弧)に変換
機能強化
円弧を円に一括変換(GZ:Arc2C)コマンドを楕円弧にも対応した形で強化。イメージ書き出し(GZ:ImageOut)コマンドで、書き出したイメージをクリップボードにコピーするようにした。GZ:TED コマンドにある「現在の図面からリスト生成」処理スピードを強化。回転Plus コマンドで、指示途中に Oスナップ解除する動作を解除しないように変更。不具合対処
補助線(GZ:AUXLINE)コマンドで、バウディングボックスを指定して作図した時に、補助線の色が意図せずに BYBLOCK になってしまっていたのを明示的に BYLAYER になるように修正。IME の ON/OFF がうまく働かないケースの対応をちょこっと強化。今日の日付系機能で和暦計算が間違っていて令和2年以降が令和32年~表示になっていた凡ミスを修正。細々とした整備
ダークテーマ向けにアイコンデザインをもろもろ刷新。インストーラをモダンなタイプに更新。GizmoTools の機能リファレンスを Wik…

AutoCAD が完全クラウドライセンス化へ

コロナ絡みで世界的に混乱している最中、様々なソフトメーカが在宅作業向けのライセンス開放を期限付きで行ってたりしますが、Autodesk さんが 2020 年 5 月 7 日から、ユーザ単位管理プランへの移行を開始しはじめるのは延期したりしなさそうなので memo的に記事にしときます。

ユーザ単位管理プランへの移行ってなんぞ? っていうのをざっくりまとめると、ライセンスは企業にしても個人にしても一個人に割当して管理するよ(そして古いライセンスの仕組みは完全に止めるので更新も受け付けんわ!)。っていう話でこれによりいわゆる(既存の)ネットワーク版も無くなるので、一部のというか主に企業でネットワーク版使ってる所は、同じ仕組みでは維持できなくなることになるため、場合によってはかなりランニングコストが増える事になります。

シングルライセンスよりちょこっと高いけど、複数人で共有するような使い方のできる個人・小規模企業に便利だったマルチユーザーサブスクリプションも 2020年8月6日までで終了し、現在契約中のマルチユーザーサブスクリプションからの更新は 2021年8月6日までで終了となるので、約2年後の 2022年8月5日で完全に古いライセンスの仕組みで動いているものはなくなる事になります。
(AutoCAD 2000 とか、シリアルとライセンスキーがセットついてきていたバージョンのものは、この件に影響なくインストール出来なくもないですけどね。使えるかどうかはともかく。(^^; )

ユーザ単位管理プラン自体はネットワーク版ユーザの場合、自前でサーバー用意しなくて良くなるので楽な面もあるにはあるのですが、セキュリティ的絶対無理!っていう企業さんもあると思いますので、金額面に加えてセキュアな環境の保持出来ているのか?みたいな点が自前で判断できない企業にはある意味厳しい選択を迫ることになります。

既にライセンスのサブスのみ化により、2018 以前の古いバージョンは一掃される流れになっていますが、その流れをより強固に勧めていくことになるので、移行先として有望な互換CAD 界隈はなんだかんだで移行需要の刈り取りで 1,2年はシェアが伸びそうですね。

元ネタ記事:autodesk