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LibreOffice 7.0.1 がリリース

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オープンソースなオフィススイートソフトの LibreOffice が 7.0 リリース後の最初のバグフィックス版となる 7.0.1 がリリースされてました。
約80のバグ修正とドキュメント互換性の改善とのことで、改善内容のまとまった情報は以下に。https://wiki.documentfoundation.org/Releases/7.0.1/RC1https://wiki.documentfoundation.org/Releases/7.0.1/RC2 LibreOffice 6 以前を使ってる人は、以下の動画がざっくり新機能の把握に良いかと思われます。



気になった点としては、 CALC で TEXTJOIN()およびCONCAT() の処理のされ方が変わってるのと、日本語のソートで "時" の文字が正常にソートされていなかったのが修正されたってところでしょうかね。あとは新しく使われている Skia グラフィックエンジン絡みの不具合解消とか編集時の細々とした不具合の対応とMSオフィス系データとの互換性絡みが少々といったところでしょうか。
元ネタ記事:https://blog.documentfoundation.org/blog/2020/09/03/libreoffice-701/

Blender 2.90 がリリース

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最近 2Dイラストソフト的な使い方でも結構使われ始めてるっぽい Blender ちゃんですが、新バージョンの 2.90 が出ましたね。
だいぶいい感じになってきた前バージョンの 2.8x から、ユーザーエクスペリエンス改善の継続と、EEVEE、サイクル、スカルプト、VR、アニメーション、モデリング、UV編集など、諸々の機能についても改善されているようです。
更新内容がいっぱいありすぎるので詳しい情報は本家ページを見てもらうとして、気になった部分をかいつまんでメモ。 空のシミュレーションが、大気散乱を考慮した形で可能に。EEVEE のモーションブラーは完全にゼロから書き直され、メッシュの変形、ヘア、サブフレームの累積がサポートされ、精度が向上しています。(メモリめっちゃ食うっぽい)Intel Embree (EEVEE じゃない紛らわしい)がレイトレーシングに使用されるようになり、対応している Intel CPU でモーションブラーのあるシーンでの Cycles パフォーマンスが大幅に向上(グラフ見ると8倍くらいの高速化?)。その他モーションブラーなしのシーンは物によってはちょっと遅くなるものもあるようだけど、平均的には高速化されてるみたい。Intel CPU でモーションブラークソ遅いから止めとこうぜ!っていうのを気にしなくて良くなったっていう状況になったってことですかね。シャドウターミネーターオフセットで低ポリゴンメッシュのシェーディングが良さげにセットできるようになったので、それっぽい感じが出しやすくなった。(物理的に正確ではない)CUDA および OptiX の NVLink サポート。Cyclesデバイス設定で有効にすると、NVLinkブリッジに接続された GPU がメモリを共有して、より大きなシーンのレンダリングをサポート。(OptiX は、Maxwell 以上のGeForce 700、800、900、1000シリーズをサポートするすべてのNVIDIA GPUで利用できるようになった。)サブディビジョンレベルを選択してスカルプトし、レベル間を切り替えることができるようになった。変位情報はスムーズにレベル間で伝播される。流体キャッシュのOpenVDBサポートの改善。煙(グリッド)および液体(グリッドと粒子)データが、フレームごとに単一の.vdbキャッシュファイル…

ITCが IntelliCAD 10 をリリース

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結構時間が経っちゃいましたが、IntelliCAD テクノロジー コンソーシアム(ITC)が 2020年7月30日に IntelliCAD 10.0 のリリースを発表してました。とりあえず更新概要の動画が youtube にあがってるので、文章読むのめんどい人は見てみたら良いと思います。(英語だけどなんとなくわかるでしょう。)
で、10.0 の大きな改善点は以下のようになっているようです。
OpenGL ES グラフィックスのデバイスをサポート。← Android とか Linux 上で動く IntelliCAD で効果が大きいと思われる。
ビジュアルスタイルが新しくなった。マテリアルライブラリが図形とレイヤーに割り当てられるようになり、ビジュアルスタイル表示でも表示可能に。スポットライトとポイントライトは、ビジュアルスタイルで表示可能に。ビューマネージャーが再設計され、ビューの背景、遠近法、レンズ長などを動的に選択可能に。 ≒ AutoCAD とおおむね同等機能になった。ダイナミック入力にコマンドプロンプトと(距離とか角度の)計測ガイドを組み込み。≒ AutoCAD とおおむね同等機能になった。印刷のページサイズ対応強化  .pmpファイルによる余白指定とかが可能になった。≒ AutoCAD とおおむね同等機能になった.obj と.stl 形式のインポートに対応。プロパティ表示が強化されてカスタムエンティティのプロパティを表示可能に。以前のバージョンからユーザーインターフェイスのカスタマイズを移行する機能に対応。grdraw が2倍早く
画層一覧の表示が8倍早く
ビューポートのフリーズON/OFF処理が15倍早く 選択プレビューがめっちゃ早くプロックエクスプローラのビットマップ生成が早く一部のポリラインオフセットが遅かったのが早く大きな図面での オブジェクトスナップが早く

細々とした小さな機能改善は以下のようになっているようです。
レイヤーフィルターを並べ替える機能。マルチテキストで貼り付け方法の選択と書式をクリアが可能に。≒ AutoCAD とおおむね同等機能になった循環選択が可能に。 ≒ AutoCAD とおおむね同等機能になったクリーン画面表示時の表示項目を決められるように。スタートページから新しいビデオとオンラインリソースを使用可能に。閉じた図形をソリッドに…

DesignSpark が10周年だそうで。

機械系のツールを多数公開・販売している、DesignSparkさんが今年で10周年になるそうで。 基板 CAD の「DesignSpark PCB」3D 機械 CAD の「DesignSpark Mechanical」電気制御CAD の「DesignSpark Electrical」
という完全商用無料で、割と軽快に動作する結構使える CAD を出されているので、工学系の人で CAD を覚えたい人とか、ラズパイと組み合わせて使ってみたりとか手軽に試せるのでいいかと思います。
元ネタ記事:Designspark

SketchUp も完全サブス化へ

建築・土木系でよく使われる、3DCGソフトの SketchUp の話題です。 Pro じゃない SketchUp はすでにサブスクリプションになっていますが、SketchUp Pro のコマーシャルライセンス(いわゆる永久ライセンス)、ネットワークライセンス、サポート&メンテナンスの更新の販売についても 2020年11月4日(米国時間)で終了してサブスクリプションオンリーの構成になるようです。
ソフトウェアのサブス化は、持続的な開発&サポートという点ではもはや止むなしという状況ではありますが、商用商品のサブス化が進むとフリーウェア系ソフトとの2極化が進むので、中途半端な商品が死んで行くのが顕著になっていくんですよね。
技術系ソフトの業界も事務系ソフトと同様に、世知辛い世の中に飲み込まれてていく流れは変わらなさそうですね。
元ネタ記事: alphacox / trinble

老舗の3DCG ソフト「六角大王Super」が販売終了

1992年に個人開発によるMS-DOS用フリーソフトとして発表されてPCでの3DCG文化黎明期の一時代を担ったと行っても良い、3Dワイヤーフレームベースのモデラーの「六角大王」、その後1998年からポリゴンモデラベースの「六角大王Super」となっていた老舗CGツールがとうとう販売終了になってしまったようで。
フリーソフト時代に今からすれば貧弱極まりない PC-9821 で遊んでた記憶が若干ありまして、3Dソフトの基礎的なところを体験するきっかけの一つだったなと振り返るわけであります。ニュース見るまで知らなかったけど、最近は MMD とかのモデル作成に使われてたりしたんですね。
Blender とか、VRoidStudio とか、用途特化されて使いやすかったり、フリーだったりするソフトがたくさん出てきている状況ですから、既存ユーザを繋ぎ止めておけないソフトはこれからどんどん終了していくんでしょうかね。と思うニュースでした。

元ネタ記事: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/08/news112.html

Inkscape 1.0 のリリース

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ベクトルイメージをいじるのに便利すぎるフリーソフトウェア Inkscape が開発期間3年強という長い道のりを経て、待望の Ver 1.0 をリリースしたようです。
すでに日本語を含む20言語以上の翻訳がバージョン1.0 に更新されているので、日本語でも使えます。


Ver 0.92.x からの更新点としては以下のような内容があります。 テーマのサポートと新しいカスタマイズオプションより良いHiDPI(高解像度)画面サポート最初のネイティブ macOS サポートアプリ。(これまではネイティブじゃなかった)パフォーマンス向上。特にノードが多いオブジェクトの編集で、[オブジェクト]ダイアログを使用するとき、グループ化/グループ解除するときに顕著に。デフォルトで左上隅の原点を調整キャンバスの回転とミラーリングオブジェクトのキャンバス上の配置分割ビューとX線モード筆圧対応の PowerPencil新しいPNGエクスポートオプション[トレースビットマップ]ダイアログで線画もベクトル化可能に。検索可能な記号ダイアログ新しいライブパス効果(LPE)選択ダイアログ新しいコーナー(フィレット/面取り)LPE、(可逆)ブール演算LPE(実験的)、オフセットLPEおよび測定セグメントLPE(およびその他!)パス操作、多数のパスの選択解除、およびグループ化/グループ解除がはるかに高速になりました大幅に改善されたテキストの行の高さ設定可変フォントのサポート(pangoライブラリバージョン> = 1.41.1でコンパイルされた場合のみ)ブラウザ互換のフローテキスト拡張機能のプログラミングインターフェイスが更新され、多くの新しいオプションが追加されました
拡張機能のPython 3サポート
各点の詳細は リリースノート で。

ちょこちょこいじってみた感じ、高解像度時の不便さはだいぶ減ってるんじゃないかと思います。 ver 0.3 時代からそのうち使えそうだなぁと思いながらなんとなくウォッチしてきているわけですが、1.0 と呼ぶにふさわしいプロダクトに仕上がっているのではないかと思います。
HPGL ファイルや DXF ファイル(R13とか古すぎだけど)を読み込めたりと、CAD とも相性が悪くないツールなのでイラレを使うほどでもないとかウェブ用のベクトルデータ(SVG)作りたいとかいう需要のある方は活用し…