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Inkscape Ver0.92.4 のリリースと ver 1.0 α 版の始動

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ベクトル系グラフィックソフトの Inkscape が安定性とバグ修正のバージョン0.92.4をリリースしました。
このアップデートでは、ライブパスエフェクトでのパス移動や、保存、拡張機能、フィルタのレンダリング、計測ツールに絡んだ大きめのパフォーマンス向上が実現しているそうです。



主な改善点
グループオブジェクトを単一オブジェクトとして整列可能に。標準出力に画像データを書き込み、それから読み取りるようになった。複雑な文書内で拡張機能がより速く動作するようになった。多数のノードを含むパスの選択を解除したときに速度が向上。テキスト要素をグループ解除しても、子のフォントサイズが変更されないようになった。プリンタで正しい用紙サイズを印刷および/または印刷することができるようになった(特に Canon、EPSON、Konica Minolta)グリッドが表示されている状態でメジャーツールのパフォーマンス向上PDFエクスポートで部分的に透明な埋め込みビットマップ画像の適切な不透明度を確認するようになった。クラッシュすることなく、シェイプのコントロールハンドルをShift / Ctrlを押しながらクリックすることが可能になった。最新のpoppler ライブラリ0.72.0を使用してInkscapeを構築する -  Homebrewを使用して構築しているMacユーザーにとって有益。 その他に、アイスランド語、ハンガリー語、ブラジルポルトガル語、ルーマニア語、およびスペイン語のユーザーインターフェース(UI)の翻訳が更新とウクライナ語およびハンガリー語のドキュメント翻訳も修正されているとのこと。

また、バージョン 1.0 開発も進んでいて、リリースに先駆けて、アルファ版テストに関心のあるユーザーを求めているとのこと。
アルファをダウンロードはこちらから

バグレポートは Gitlab を使う方向のようです。

元ネタ記事:Inkscape

Blender が 25周年!

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Blender が初リリースから 1月2日で25周年だそうです。(Ton Roosendaal 氏の SGI Indigo2 にあるソース起算とのこと。)
で、動画が上がっていました。

今でこそ、オープンソースな 3DCGソフトとして名をはせている Blender ですが、正直2002 年のオープンソース化当時にはここまで長くアクティブに開発されて、鮮度が落ちないどころかプロが使う商用ソフトと肩を並べられる状態で続くとは思ってなかったですよほんと。

オープンソースなんで、最新バージョンのコードも見られますが初バージョンのソースも下記の URL にあるので、興味ある人は覗いてもたら良いかもしれません。

https://download.blender.org/source/chest/blender-jan-8-1994/

最新のソースは、ディレクトリ登ればありますので比較してみたりできないこともないです。
 デスクが買収できない3Dの統合制作ソフトとしてこれからも活発に続いていくんだろうなと思いますので、脇で技術動向をウォッチングして楽しんだりできそうです。


元ネタ記事:blender.org

2019年の DWG 系 CAD 界隈

2019年、あけましておめでとうございます。

さて、個人的に関心薄めに加えて関わりも薄めになってきている DWG 系 CAD 界隈ですが、去年も書いたので、今年も 2019 年はこうなるかなっていう予測をしておこうかと思います。

去年を振り返ると、ブログで扱うCADでの話の大きな出来事としては、
AutoCAD の ソリューションがツールセットとして提供され、諸々の垣根が下がる。BricsCAD の bricsys が大手資本に買収される。ODA が Tiegha ブランド名を捨て改名。IntelliCAD が20年生き残ってるという事実。互換CAD 各社の 2018形式対応は概ね問題なく済んだ。 ということになるかと思います。

AutoCAD はまだバージョン名称から年表記が取れてなくて(そのうち取れると勝手に思ってます。)、2020 かあるいはそれに相当するアップデートは例年通りに 3月に出るでしょう。
CAD の作図・編集などの機能面はそれほど大きく変わらないと思いますが、引き続き CAD 利用の環境周りは変化がある形じゃないかと予想しています。
流石に Win10 環境を32bitで使うとかアホの子なの?っていう感じなので、そろそろ 32bit 環境は殺しにかかるんじゃないかなと思われますので、古いバージョンで頑張っちゃってる人たちが、にっちもさっちもいかなくなる状況が増えてきて更新に迫られるようになってくると思います。

2018 形式のDWGフォーマット対応は、ODA の対応が出来ているので、多くの互換 CAD で問題なく使えるようになっているのは、去年の予想通りですね。
ケアレスミス的なしょうもないトラブルはありましたが、中身の構造的な変化は小さかったようなので、まぁ安定してる感じですね。

で、今年はどうなるか
2019年の製品で DWG形式フォーマット変更はまだないと思いますが、フォーマットの変更があるとすれば、DWGはそのままに、オンライン系のデータ強化をする方向で拡張されるんじゃないかなと予測します。

2018年末時点のバージョンで、いわゆる日本で発売されている互換 CAD の互換性の度合いを表すと、超ざっくりで以下のようになるかと思います。(個人の見解です。)

2D機能の互換性
AutoCAD > IJCAD ≒ BricsCAD >…

Autodesk さん、BIM系ソリューションを買い漁る

Autodesk が 11月に建設ソフトウェアを手がける PlanGrid を 8億7500万ドルで買収する計画を発表して、12月20日に買収完了のニュースを出しましたが、合わせて BuildingConnected という、建設入札管理のプラットフォームを提供する企業を2億7500万ドルで買収するそうで、ここ数ヶ月で BIM 系の大型買収が続いて行われていますね。

BIM は単なる設計ツールでは足りなくて、設計のプロセス自体を効率化するというものですから、この分野で先行している ArchiCAD ベースのフローに張り合うには理にかなった強化じゃないかなと思います。

BuildingConnected のサービスを日本の業界で使えるようにするかどうかはわかりませんが、仮に提供するにしてもそれなりの時間がかかると思いますので ArchiCAD 関連のフローが先行するのはしばらく変わりなさそうだなとか思います。

元ネタ記事:autodesk

Krita 4.1.7 がリリース

バグ修正メインの更新で、Krita 4.1.7 が出たようです。

多くのユーザにはあまり関係なさそうですけど krita.org からのニュースフィードを表示するウィジェットを作成したことで、Qt のネットワークマネージャークラスが WIFI 設定を常時チェックしちゃう状態になっていたらしく、古いQT使ってる Arch Linux とかのバージョンで問題が出ていたのが直ったようです。

その他の更新点は以下の通り。(転載)
アニメーションタイムラインのオーディオメニューにオーディオがサポートされていないことを間違って表示する問題を修正。Windows のディスクベースのアニメーションキャッシュレンダリングバックエンドを無効に:約150フレームを超えるアニメーションで問題が発生します。(BUG 401326)アクセスできない場所にあるファイルの最近のファイルサムネイルを読み込もうとしたときにハングする問題。(バグ:401939)Windowsで角度が有効になっているときにLUTドッカーを使用できるように。OpenColorIOライブラリを最新リリースに更新。選択ツールでアンチエイリアスが有効になっているかどうかを記憶してない問題。(バグ:401730)ショートカットを追加してテキストツールを有効にする(バグ:401655)ツールバーを再度移動可能にする。色範囲で選択する画像全体を確認する。(バグ:346138)HiDPI のサポートをデフォルトで有効にする:キャンバスのスケーリングに関する問題を解決。ファイルマネージャから起動したときに krita が一度に複数のファイルをインポートできるようにする(バグ:401476)Linuxのコンボボックスでスクロールホイールを使って修正(バグ:399379)Mykola Krachkovskyのパッチ。平均不飽和度(BUG:400493)の計算を修正。コンポジットをエクスポートするときのクラッシュを修正。(BUG:400627)移動ツールがすべてのモードで正しいカーソルを表示するようにする。移動ツールが不可視のレイヤーを移動させる。アーティスティックカラーセレクタのクラッシュを修正。(バグ:399860)
元ネタ記事:krita

MAC OS 用 AUTOCAD(LT)の日本語対応版がリリース

長らく英・仏版しかなかった MAC版の AutoCAD & AutoCAD LT ですが、12 月 3 日(月)から、「Autodesk® AutoCAD® 2019 for Mac®」ならびに 「Autodesk AutoCAD LT® 2019 for Mac」の日本語/ドイツ語対応バージョンを発売しだしたようです。

「AutoCAD 2019 for Mac」 はツールセットの一部として提供されるようで、2019 で新規契約しているユーザさんは、利用中のライセンスで使えそうですね。(ツールセット使えない旧ライセンスの人は多分契約し直しが必要になるかと。)

「AutoCAD LT 2019 for Mac」の方は単体販売されるけど、AutoCAD LT for Windows を利用中に人はクロスプラットフォーム ライセンスの適用ができるので、手持ちのライセンスで AutoCAD LT 2019 for Mac に切り替えて使えるようにはできそうですので、Macer の人には朗報かもしれません。


元ネタ記事:Autodesk

GIMP 2.10.8リリース

数十のバグ修正と最適化が施された、GIMP 2.10.8 がリリースされているようです。

最適化の内容では、処理速度に応じて画像表示のチャンクサイズが動的に変わるようになったことで、非力なマシンでも GIMP の応答性が上がり、ハイスペPC ではより高速に動作するという点が大きな改良点のようです。
また、パフォーマンスログを生成するためのツールがもろもろ追加され、GIMP のさらなる最適化を勧めやすい環境が整ってきているみたいなので、期待したいところです。

不具合修正では以下の機能について改善がなされたようです。

新しい縦書きテキスト機能(パスに沿ったテキストを含む)選択ツールWindows では Rawセラピーの検出(RawTherapee 5.5以上も?)が改良され、RAW処理ソフトとうまく同期して動作するようになった。MacOSでのGIMPエクスペリエンスの向上etc.
リリースポリシーが変わって、細かくコンスタントに更新されているので死んでない感じがわかりやすいですね。Windows と Mac の開発者が少ないようなので、我こそはという人は関わってみたら良いのではいかと思います。


元ネタ記事:Gimp.org