ITCのIntelliCAD 7.2 ベースな IJCAD 8 のアップデート、IJCAD8 Build 7.2.1853.17 が出ました。細々とした不具合修正と大きいファイルに対しての処置が目立つ内容です。
トラッキングとか IJCAD7 から無くなっていた機能も復活。
以下、転載
機能の変更・追加
不具合・性能の改善
- 画層管理ユーティリティのコマンド群を追加。
- 図形スナップトラッキングの追加。
- Eスナップの追加(平行、延長、一時トラッキング点、基点設定、2点間中点)
- ダイアログ形式の名前削除コマンド
- 通知マネージャの追加。
- 検索と置換(FIND)コマンドの追加
※従来の文字検索コマンドはFINDPLUSコマンドに変更されました。- PDF、DGN、DWFのアンダーレイのサポート。
- オプションのパス/ファイルタブのUIの改良。
- 図形の多い図面ファイルに対して、画面のズームや移動のパフォーマンスに
- 対応するためのシステム変数を実装(DRAGDETAIL変数、DRAGDETAIL変数)
- 印刷の印刷範囲で、窓指定の範囲が左下,右上点以外の場合に出力が反転する現象の改善。
- JWW書き出しが上手く動作していなかった現象の改善。
- OpenGLグラフィックスカードを使用したグラフィックスデバイスの性能改善。
- これにより、高性能なOpenGLグラフィックスカードを搭載したPCにおいて特に
- 大きなファイルに対して、動的なパン、ズーム、描画、および回転の向上が期待できます。
- PDF印刷時のファイルサイズと印刷時間が小さくなるように改善。
- 大きなセグメント数を持つスプラインやポリラインのグリップ処理、トリミング、延長における幾何計算の改善。
- 分割コマンドのパフォーマンス向上。
- 大きな図面ファイルでのスナップ動作の改善。
- ラスタイメージのメモリの消費量の減少。
- 中心スナップが多角形(閉じたポリライン)の中心にスナップするように改善。
- (entsel) を実行した後の図形選択状態でEnterするとキャンセルが表示される問題の改善。
- 選択した要素数が100要素を超えると除外選択ができなくなる問題の改善。
- STRETCHコマンドで線分が移動しない場合がある問題の改善。
- EXPORTでPDF出力すると、変換元の図面を閉じないとPDFが開けない問題の改善。
- 作業点(BLIPMODE=ON)が表示されなかった問題の改善
- EDITEDATAコマンドでアプリケーション名を複数作成するとCADがダウンする問題の改善。
- DRAWORDERコマンドのA=図形の前に移動のオプションが動作しない問題の改善。