毎年リリースするところまでAutoCADっぽくなって来たような気がしますが、DWG互換CADの BricsCAD V12 がリリースされたようです。
新しい機能としては、
- レンダリングモードで3Dダイレクトモデリング
- 設計意図の認識
- 解決2Dと3Dの制約
- クワッドインターフェース
- 新しい高速ラスターエンジン
- ハッチトリムとカスタムハッチパターン
- 新しいPDFエンジン
- ページのセットアップ
- 断面平面
- ビジュアルスタイル
新しいPDFエンジンとか、幾つかは Tiegha エンジンの改善による影響もありそうです。
クワッドインターフェース は、ポップアップなカーソルメニューとでも言ったらいいでしょうか、個人的にはこういうの待ってました!な機能です。 もうちょっと高機能化して欲しいので今後の進化に期待したい部分。
設計意図の認識は、3Dモデルの同径の穴とか同じだろうなっていうものが連動して変わるみたいな機能のようですね。どの程度の意図を組み取ってくれるかで評価が別れるかと思いますが、編集が楽になりそうな期待はありますね。
全体的に3D方面の機能強化していってる印象が強いバージョンアップと言えるかもしれません。また、3Dに関してはAutoCADとの機能互換はあんまり意識しないで強化していくのではないかと感じます。
↓ はモデリングのデモ動画です。