AutoCAD, BricsCAD, IJCAD に対応した GizmoTools の Ver5.2.2 をリリースしました。
対応 CAD は AutoCAD 2018 以降、BricsCAD V19 以降、IJCAD 2019
(STD/PRO/Arch/Arch+/Civil) 以降で ver5.0 と変わりないですが、AutoCAD BricsCAD, IJCAD それぞれ現時点での最新バージョンの動作に対応しています。
Windows 11 での動作は、GizmoToolsのインストールは可能ですが、動作についてはベースCAD の対応に準じます。
ライセンスは Ver5 用のままなので、ver5.0.x を使ってる人は、上書きインストールすれば OK です。
更新内容の概要としては以下の通りです。
[ADD] 選択した図形の画層をコントロールする以下の4コマンドを追加。- GZ:ssLayOff "選択図形の画層を非表示"
- GZ:ssLayLock "選択図形の画層をロック"
- GZ:ssLayUnLock "選択図形の画層をロック解除"
- GZ:ssLayFreeze "選択図形の画層をフリーズ"
[ADD] 属性値インプレイス風編集 (_GZ:ATI) コマンドを追加。
[ADD] 作図領域をスクリーンショット(_GZ:PrtDsc)コマンドを追加
[ADD] クリップボードをクリア(_GZ:ClearClip)コマンドを追加。
[ADD] GizmoTools のバージョン情報(_GZ:About)コマンドを追加。
- 今更な感じの追加なので、オンライン公開されている最新バージョンも確認できるようにしています。(自動アップデートも対応したいところですが、セキュリティ対策とかインフラ維持管理的な面で無理なので緩和的な対応措置。)
[UPD] ブロック集計コマンドでアクションのあるダイナミックブロックも考慮する形で集計できるようにした。(アクションいじると内部的に匿名ブロックになるのでそれへの対処)
[UPD] 用紙枠作図コマンド をちょっと強化
[CHG] 文字の作成・編集(_GZ:TED) コマンド を繰り返し動作になるように変更。
[CHG] 文字枠作成(_GZ:TBox) コマンドを繰り返し動作になるように変更。
[UPD] すべての画層をアクティブに(GZ:layerOns)コマンドの強化。
[UPD] 回転Plus (GZ:RotatePlus)コマンドを分割して繰り返し動作になるように変更。
- 回転Plus(回転複写)
- 回転Plus(移動→回転)
- 回転Plus(複写→回転)
[CHG] AutoCAD 用のメニューファイルを調整。
[UPD] インストーラを innosetup 6.2 にアップデート。[UPD] Windows 11に対応。
(GizmoTools としては対応していますが、ベースCAD が Windows 11 対応しているかどうかは別。)
[etc] なんか変えた気がする。
元ネタ記事:GizmoTools ヘルプセンター