CINEMA 4D R13 リリース

元ネタ記事:MAXSON

割とCADとの相性が悪くない CINEMA 4D の 新バージョン R13 が 9月上旬よりMAXONから出荷開始予定だそうです。

R13 の更新点をかいつまむと、
・レンダリングエンジンの強化
新しい物理的なレンダリングエンジンを使って物理的に正確なレンダリングを行えるようです。

・サブサーフェイススキャッタリングの改良
より効率的に、牛乳やろうそく、肌など、トランスルーセントのマテリアルをサブサーフェイス・スキャッタリング・シェーダで作成できるようになったようです。

・共有イメージサンプラー
モーションブラー、被写界深度など、ぼやけた反射など複数のエフェクトのサンプリングを組み合わせてレンダリング時間の短縮につなげるみたい。Mitchellとガウスのアルゴリズムでアンチエイリアシングも高品質にできるみたいです。
・ステレオ3D(立体視)ワークフロー
平行、軸回転のオンオフ、交差の立体視カメラに簡単に切り替えが出来るみたい。

・ナビゲーションシステムの改良
ステレオレンダリングのアニメーションを確認や、視差調整、立体視ファイルの個別のファイル書き出しなんかも対応。

・外部参照オブジェクト
これはCADと同じ運用でしょうね。グループ製作に有効。

・改良されたスクリプト言語C.O.F.F.E.E.とPythonの統合
ご無沙汰なので知らなかったのですが、 Python 使えるみたいです。
しかも Python のプラグインやスクリプトは、CINEMA 4DのC++とC.O.F.F.E.E. APIに匹敵する内容のようなので結構使い出があるのかもしれません。

・キャラクタアニメーションの新ツールセット
新しいキャラクタオブジェクトのオートリグ機能で、リグの適用工程がシンプルに行なえたりするらしい。

・After Effectsへの書き出し
ステージオブジェクト、タイムラインマーカーの 29.97fps 書き出しできるようになったらしい。

とまぁ質実剛健的な内容で、他にも色々ありますね。

8月1日から8月30日までに新規ご購入する場合、一年間のMSA(サービス契約)をバンドルするキャンペーンを実施しているみたいなので、3d studio とかに手が届かない人とかは買っちゃえばいいと思います。

2011-08-02

t f B! P L

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DWG系 CAD チョットワカル。 CAD歴は AutoCAD R13~, IntelliCAD系 4~(BricsCAD含む), AresCAD (PowerCAD時代から),その他 JW_CAD とか国産CAD系諸々。 ブログではCADとCGに関する情報で気になったものをメモ的に取り上げます。 wiki.gz-labs.net / 書籍 / GizmoTools /twitter

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