インテリジャパンが、IJCAD 2014 をリリースしました。
主なバージョンアップ項目は以下のとおりだそうです。
- 新しい日本語用SHXフォント(Shift-JIS第2水準+α )を追加。
- ソフトウェアのユニコード化
- パフォーマンスの向上
- PDF → CAD変換機能の強化
- レイアウト → モデル変換機能の対応
- LT / STDグレードにブロックエディタ搭載
- インターフェスの刷新(ツールバー固定やリボンメニューの強化など)
IJCAD 2013 でガッツリ改良されたほどの目新しい点は無いですが、extfont2 相当の SHX フォントの搭載っていうところで、恐らく初心者が体験して最初に勘違いするであろう、文字化け(?表示になる)するっていう点が、設定不要でも OK になる点が一番嬉しいところじゃないかと思います。
縦書用SHXフォントの約物の字も @extfont2 の中途半端な状態より良くなってるので、AutoCAD の縦書でイラッとしたことのある人は試してみるといいかと思います。
内部的に、0から作り直されたせいかアップデートで提供される機能(積み残し)が結構あるのと、ライセンスが IJCAD 2013 も使えるっていう変則ライセンスになってるってことで、IJCAD 2013 買ったら今コレもらえる位の印象です。
でもってうちの GizmoTools は追々対応してこうと思います。ユニコード化の影響がLISPにもありそうなので、文字種変換とか嵌りそうっていう気がしてます。
ハンドブックは、当面暇がないので今のところ書く予定なしです。