今回のアップデートでは、アンダーレイがあるファイルでのスナップのパフォーマンス向上とか、4Kディスプレイでのモニタ切り替え対応なんかがあるようです。
そのたの項目は次の通り。
- マルチレーダー、クイックリーダー、ブレークラインのコマンドを搭載。
(マルチリーダーは、スタイルもサポートするようになったようです。) - 類似選択と選択セット追加コマンドの搭載。
- [Explode Text]および[Explode Attributes]コマンドで文字の分解。
- マルチテキストのエディタでは行間隔、リスト、および段落の揃えの書式に対応したようです。新しい自動番号コマンドを使用して、テキスト、複数行テキスト、マルチファイル、またはブロック属性に自動番号を追加します。
- UIのカスタマイズコマンドは、ユーザビリティが向上した動作になったようです。
- IFCアンダーレイの対応強化。.ifcアンダーレイでスナップ、カテゴリペインからの可視性制御に対応したようです。
- .dgnファイルのマークアップ、DGN Special Interest Groupをネイティブフォーマットでサポート。
と言った具合。一部を除いて、既に IJCAD では対応されているものなので、特に目新しさはないですが、GIS系の大手ベンダーが牽引してる感じなので、どうしてもそっち系の機能強化が手厚い感じになっているのかなっていう印象。
そのうち 海外の各ベンダーから出てくると思いますが、いち早く試したい人は ITC のメンバーになればいいと思います。
DWG 2018形式対応は流石にまだのようなので、今年の後半にもう一回くらいマイナーアップしそう。
元ネタ記事: ITC