IJCAD 2018 がリリース

リリースの前に、「2月1日にリリースします」とかいうアナウンスが出ているのでなぜに?とか思いつつ、予告通りリリースされたようです。

今回のバージョンアップは、ここ3、4バージョン中で最もわかりやすい改良がいっぱい行われた内容になっています。
LT グレードだと機能強化が少なめではありますが、ウケが良さそうな内容を抜粋すると、
  1. 2018 形式の DWG/DXF 対応。
  2. デフォルトプリンタのドライバ追加。
  3. オートコンプリートのコマンドライン対応。
  4. 印刷スタイル適用の表示。
  5. 編集プレビュー。 ← ハッチング掛けが快適になるね
  6. 配列オブジェクト対応。 
  7. DWG変換。
  8. SXF(.P21/.SFC) の IN/OUT。← Civil の機能がドロップアウト
  9. 表作成で、エクセルやCSVから取り込み可能に。← リンクはしないけど。
  10. 面積表。 ← フィールド使った面積表が作りやすい!
  11. 選択オブジェクトの追加に対応。
  12. スクリプトジェネレータ。 ← DXF一括変換はこれで作りやすくなるね。
  13. 断⾯オブジェクトとライブ断⾯表⽰ ← 3D 関連も手が入りはじめた。
といったところで、作業の効率化に寄与する機能面の強化が沢山です。
価格構成は前バージョンと変わらず。

選択オブジェクトの追加は、拙作の GizmoTools ですでに似たようなものを実装していますが、まぁ標準で使えるようになってよかったと言えるでしょう。うちも透過性のプロパティ対応考えなきゃだわ。

その他にもありますので、詳しくは、バージョンアップ概要の資料をみると良いかと思います。
ちなみにオイラ絡みのコンテンツは
  • GizmoTools : IJCAD2018 対応版は、ざっくり動くことは確認できているので数日中にアップします。
  • 基礎から覚える IJCAD ハンドブック :基本的な操作は変わってないので9割方はそのまま流用出来ます。配列コマンドは変わっちゃったので、その部分は ARRAYCLASSIC と読み替えてもらう必要がありますが、ぶっちゃけ新しい ARRAY のほうが便利なのでそっちを使う形で覚えたほうが楽だと思います。
  • ハンドブックの 2018 対応版は今のところ紙本もE本も作らない予定。
といったところ。

このバージョンで、2次元系で互換的に対応できてない仕組みを伴う大きな機能としては、拘束関連とデータベース接続絡みの機能くらいになるかと思いますので、AutoCAD がサブスになって維持やバージョンアップができない人は移行しちゃえばいいと思います。

元ネタ記事:IJCAD.JP

2018-02-01

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DWG系 CAD チョットワカル。 CAD歴は AutoCAD R13~, IntelliCAD系 4~(BricsCAD含む), AresCAD (PowerCAD時代から),その他 JW_CAD とか国産CAD系諸々。 ブログではCADとCGに関する情報で気になったものをメモ的に取り上げます。 wiki.gz-labs.net / 書籍 / GizmoTools /twitter

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