このアップデートでは、ライブパスエフェクトでのパス移動や、保存、拡張機能、フィルタのレンダリング、計測ツールに絡んだ大きめのパフォーマンス向上が実現しているそうです。
主な改善点
- グループオブジェクトを単一オブジェクトとして整列可能に。
- 標準出力に画像データを書き込み、それから読み取りるようになった。
- 複雑な文書内で拡張機能がより速く動作するようになった。
- 多数のノードを含むパスの選択を解除したときに速度が向上。
- テキスト要素をグループ解除しても、子のフォントサイズが変更されないようになった。
- プリンタで正しい用紙サイズを印刷および/または印刷することができるようになった(特に Canon、EPSON、Konica Minolta)
- グリッドが表示されている状態でメジャーツールのパフォーマンス向上
- PDFエクスポートで部分的に透明な埋め込みビットマップ画像の適切な不透明度を確認するようになった。
- クラッシュすることなく、シェイプのコントロールハンドルをShift / Ctrlを押しながらクリックすることが可能になった。
- 最新のpoppler ライブラリ0.72.0を使用してInkscapeを構築する - Homebrewを使用して構築しているMacユーザーにとって有益。
また、バージョン 1.0 開発も進んでいて、リリースに先駆けて、アルファ版テストに関心のあるユーザーを求めているとのこと。
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バグレポートは Gitlab を使う方向のようです。
元ネタ記事:Inkscape