GIMP Ver 3 に向けた開発に注力されていますが、2.10 系のバグフィックス版が出ていたようです。
GIMP 2.10.28 の更新点のハイライト
- Windows版GIMPのバグフィックスを行いました。
- OpenBSD でダッシュボードのドッカブルがメモリをサポートするようになった。
- macOS版GIMPのパフォーマンス改善 Big Sur はGIMP 2.10.22以降の私たちのmacOSパッケージに実験的に適用された。
- 以下のプラグインが修正されました。
- Cソース
- DICOM
- GIF
- PS
- Sunras
- BMP
- DDS
- PSD
- TIFF
- Gimpressionist
- メタデータビューアー
- いくつかのscript-fuスクリプト
- script-fuインタープリター自体の修正。
- テーマのアクセシビリティの問題がいくつか修正(マウスオーバーのフィードバックや問題のある色など)。
- Script-Fuの新しい関数(dir-make)で、スクリプトからディレクトリを作成できるようになりました。
といったところ。
日本語環境の場合において重要そうなのが、
GTK の Input Engines を使用したいくつかのキーボード入力で、間違った文字を出力していました (例えば、日本語 IME を使用した場合、英数字が半角カタカナとして解釈されていました)。(#1603, gtk!3741)
というもので、文字入力で変になるケースが減りそうです。
他にも Windows 系の改修が多めだったりプロジェクトがちゃんと動いてる感じが、リリースの内容からも伝わってきます。
開発者がフルタイムで働けるように、寄付の受付やクラウドファウンディングなどをしているので、元ネタページでご確認を。
元ネタ記事:GIMP