最適化の内容では、処理速度に応じて画像表示のチャンクサイズが動的に変わるようになったことで、非力なマシンでも GIMP の応答性が上がり、ハイスペPC ではより高速に動作するという点が大きな改良点のようです。
また、パフォーマンスログを生成するためのツールがもろもろ追加され、GIMP のさらなる最適化を勧めやすい環境が整ってきているみたいなので、期待したいところです。
不具合修正では以下の機能について改善がなされたようです。
- 新しい縦書きテキスト機能(パスに沿ったテキストを含む)
- 選択ツール
- Windows では Rawセラピーの検出(RawTherapee 5.5以上も?)が改良され、RAW処理ソフトとうまく同期して動作するようになった。
- MacOSでのGIMPエクスペリエンスの向上
- etc.
リリースポリシーが変わって、細かくコンスタントに更新されているので死んでない感じがわかりやすいですね。Windows と Mac の開発者が少ないようなので、我こそはという人は関わってみたら良いのではいかと思います。
元ネタ記事:Gimp.org